協会ニュース

2007.04.03
『能登半島地震』で応急危険度判定士を派遣
内容(社)金沢建設業協会では、3月25日(日)に発生した『能登半島地震』により被害を受けた建築物の応急危険度判定の為、3月28日(水)・29日(木)の二日間、七尾市へ応急危険度判定士を派遣しました。
 3月27日(火)石川県から要請があり、急遽、当協会の建築部会の会社に所属する「応急危険度判定士」に協力をお願いしたもので、急な依頼にかかわらず延べ46名の方にご協力を戴きました。
  両日とも、石川県建設総合センターに午前6時30分過ぎに集合し、石川県建築士会や石川県建築設計事務所協会所属の判定士と共に自家用車に相乗りで七尾に 向かい、魚津市から応援に駆けつけた判定士と合同で七尾市役所で調査に際しての注意事項等の説明を受けた後、3人1組となり七尾市街、奥原地区、田鶴浜地 区、中島地区、能登島地区に分かれ、被災建築物の応急危険度判定業務を行って来ました。
 調査中に余震があり、被災建築物の中で調査中の会員は、 一瞬身を構えることがありましたが事故やトラブルもなく順調に調査が進み、立ち入ることが危険と判断したもの「危険(赤色)」92棟、立ち入る場合は注意 を要するもの「要注意(黄色)」270棟、被災程度が小さいもの「調査済(緑色)」430棟、合計792棟の調査を終え、当初予定された3日間での調査を 2日間で終えることが出来ました。
 被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、ご協力いただきました皆さんにはお疲れさまでした。有り難うございました。