発刊にあたって
一般社団法人 金沢建設業協会会長
橋本 和雄
金沢建設業協会は、昭和44年5月14日に開催されました定時総会で社団法人として創立が決議され同年7月28日に認可されましたことから、今年7月に創立から50年の節目を迎えました。このため、これを機に更なる飛躍を期す礎とし、また、これまでの活動を後世に伝えたいとの思いから、協会の50年の歩みを取りまとめると共に将来を展望する記念誌を編纂することに致しました。
これまでに諸先輩が幾多の困難を乗り越え今日の協会の姿があることに思いを馳せ、心からの敬意と感謝の意を表するものです。また、市民の皆さま及び関係機関各位のご理解とご支援の賜物であると深く感謝を申し上げます。
今日、ようやく我々の建設産業界にも景気の上向き感が感じられ明るさが増す状況となり喜ばしく思っています。
一方、人材の確保や育成に向けた働き方改革への対応をはじめ、地震災害や大規模且つ多発化する風水害と土砂災害への備え等、円滑で確実な災害支援対応力の向上が求められており、何れも遅滞は許されません。
増加する来訪者と市民の皆さまの安全・安心な生活を守る建設産業界の責務は、益々大きくなって参ります。
このように建設産業を取り巻く課題は山積していますが、今後とも鋭意、課題の改善に努め業界の発展を期して参りますので、協会員の皆さまに置かれましては、一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
最後に、私どもは、これからも「街を創る 歴史を創る 未来へ繋がる建設業」を目指して社会的な責任を果たし地域に貢献していく所存ですので、市民の皆さま、関係機関の皆さまに置かれましても特段のご支援とご指導を切にお願い申し上げます。
本誌を発刊するにあたり、資料提供等ご協力いただきました関係各位には心から厚くお礼申し上げます。
