協会ニュース

2020.01.30
R2年 協会・組合合同新年会
2020/1/28
時間18:00 ~ 20:00
場所ホテル日航金沢
内容 金沢建設業協会と金沢建設業協同組合の「合同新年会」が1月28日(火)午後6時からホテル日航金沢で、山野之義金沢長、松村理治金沢市議会議長、馳浩衆議院議員代理の中野多美氏、岡田直樹参議院議員代理の丹後智浩氏、山田修路参議院議員代理の和澤吉治郎氏、山出保石川県中小企業団体中央会会長代理の石野圭祐事務局長、安藤路也東日本建設業保証株式会社石川支店長、金沢市の平嶋正実企業局長、木谷弘司都市整備局長、川島篤土木局長、平櫻保常任顧問(石川県建設業協会副会長)、鶴山庄市相談役(石川県建設業協会副会長)、山岸勇相談役(石川建設業協会専務理事)、明翫章宏顧問のご来賓と協会員と組合員の方々合わせて111名が出席し盛大に開催されました。
 冒頭、橋本和雄会長より、「昨年、当協会は創立50周年を迎え、記念式典の開催や記念誌の発行、金沢市第二本庁舎周辺緑化への寄付、金沢市立工業高校への測量機寄付など、各種記念事業を実施するとともに、従来から取り組んでおります金沢マラソンへのボランティア派遣や、緑化基金への寄付、森づくり実践活動への参加など地域貢献事業を実施してまいりました。これもひとえに地域の皆様をはじめとする関係各位のご理解とご支援の賜物であると深く感謝申し上げます。さて、本年は東京オリンピック・パラリンピックの年であり、金沢市内においては、国内外からの来街者の増加に伴いホテル等の建設が積極的に行われ、「世界の交流拠点都市金沢」の実現に向け公共事業も着実に実施されており、北陸新幹線開業から5年近くが経過し、なお建設業界は活況を呈しております。
 その一方で、世界情勢の不安定要素が、我が国経済の先行きに不透明感を誘発していることに憂慮しております。また、全国的に地震のみならず、台風、豪雨などの自然災害が激甚化・頻発化しているばかりか、橋梁、トンネルなどの社会インフラの老朽化も進んでおり課題となっています。その備えとして、継続・安定した防災・減災、国土強靭化による安全・安心なまちづくりが強く望まれており、「地域の守り手」として、建設業の担うべき責任は大きいものがあります。しかし、建設業界では、少子高齢社会の進展に伴う人手不足が深刻化しており、国をあげて業界の働き方改革のため、新・担い手3法に基づいて長時間労働の是正、ICT活用等による生産性の向上、適正な価格による工事契約、就労環境の改善などに取り組んでいるところであります。
 当協会としても、これらの課題に真摯に向き合い、行政機関との連携・協力のもと、発注者との意見交換や研修会の開催、女性活躍の推進を通じた職場環境の改善など、「給与、休日、希望」のある新3K業界とすることを目指し、「街をつくる 歴史を創る 未来へ繋がる建設業」として、今後更に50年先の100周年に向けて鋭意取り組んでまいる所存です。協会員の皆様におかれましては、なお一層のご支援とご協力を切にお願いしますとともに、皆様のご多幸をご祈念申し上げます。」との挨拶がありました。
 続いて竹腰勇ノ介理事長より、「当組合の事業は、金沢市と連携して「建設発生土の処分事業」と公共事業等により発生する建設発
生土を再利用することを目的とする改良土事業として「金沢改良土センター」の運営を平成14年度から行っており、今年で19年目を
迎えます。近年においては、改良土センターの取扱量が減少していますが、このことについて、私共は、金沢市の環境政策の中でリサイクル等の推進のお手伝いできないかと考え、継続して頂きたいと思っております。また、現在、国会において補正予算、来年度予算
を審議が行われておりますが、金沢市におきましては適格な市政運営の中で必要な社会整備に必要な予算計上がなされるものと思っております。
 また、品確法の改正により、建設業界の環境は着実に良くなってきておりますことから、社会資本整備事業に従事される各会員企業におかれましては、その担い手としてしっかり励んで頂き会社企業が更なる発展されることを祈念します。」との挨拶がありました。
 引続き、来賓の山野之義金沢市長が「金沢建設業協会の皆様方には日頃からお世話になっております。まちなか協働パトロール、がけ地防災パトロール、金沢マラソンでは多くの皆様方のボランティアで盛り上げて頂きました。また、市立工業の生徒に青年委員会のメンバーが本当に実地に基づいたご指導されたことは、生徒はもちろんのこと指導される先生方にとっても大変心強く思っています。
 今年は、今のところ雪が無いですが、皆様方には、いつ雪が降っても良いように待機をしてもらっていますが、待機をしていても人件費、労力もかかり大変な状況であることを理解しています。雪が降ればそれなりに財政措置をして市民の快適な生活確保をする必要があると思っております。本日は、企業局長、土木局長、都市整備局長が参っておりますので現場の忌憚のないご意見を頂きたい。」とのご祝辞を賜りました。
 この後、松村理治金沢市議会議長からのご祝辞、馳浩衆議院議員、岡田直樹参議院議員、山田修路参議院議員からの祝電が披露されました。
 次に、岡昌弘副会長・組合副理事長の乾杯の音頭で和やかに懇親会が始まりました。三茶屋街よりお集りいただいた芸妓さんにより、舞の演奏が披露され華やいだ中で宴が進み、午後8時頃髙田直人副会長・組合副理事長のご発声で、協会員及び協同組合員一同の発展を願い一本締めを行い、閉会いたしました。